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INTERVIEW 03 新しい駅、新しい鉄道施設に携われた達成感。

電設本部・工事部・課長 吉原 一幸 / Yoshihara Kazuyuki 47歳 ( 20歳で入社 )

前職を教えてください。

私はアルバイトからこの会社に入りましたので、前職はありません。中央電設が初めての就職先です。

その経緯は?

高校時代の友人の父親が、中央電設の当時の社長と知り合いでした。繁忙期の12月に人手が欲しいということで、高校2年の冬休みに初めてアルバイトをしたのがきっかけとなります。その後、高3の夏休み・冬休み、さらに浪人時代もアルバイトでお世話になりました。家庭の事情で大学進学を断念せざるを得なくなった時に、当時の部長さんから「ウチの会社に来ないか」と声をかけていただき20歳の時に入社しました。

アルバイト時代と入社してからの仕事内容は変わりましたか?

アルバイトの時は荷物運びや、職人さんの補助的な仕事でした。しかしながら入社したからと言ってもすぐに仕事内容が変わるわけではありませんでした。アルバイト時代の延長のような仕事をしながら、徐々にいろいろなことを覚えて、仕事ができるようになると、次第に任される仕事の内容が増えていきました。

現在は、どういう業務を担当しているのですか?

基本的には現場代理人ですが、中央電設の現場の進捗を管理する工事課長をさせていただいております。現場代理人としては、東京メトロをはじめとする、鉄道会社の鉄道施設内の各種電力・通信工事の現場監督業務になります。工事課長としては、自分の現場だけではなく中央電設全体の現場の工程や予算等を管理、指導する立場の責任ある仕事を任せられています。

現場代理人になられたのは、おいくつぐらいの時ですか?

25・6歳の時だったと思います。もちろん最初は小さな現場から担当していきました。現場代理人になるのには鉄道会社ごとに「責任者資格」の認定を受けなければなりません。そしてその責任者資格をいつくも持っていることは、自分自身はもちろんですが会社にとっても誇りとなっていると思います。

これまでに印象に残っている現場は?

新しいところでは、2020年正月に6日間電車を止めて大規模な切替えが実施された銀座線・渋谷駅です。やはり、新しい駅や新しい路線ができる場合は、その現場に携われたというだけでも感慨深いものがあります。2005年に開業した「つくばエクスプレス」では、新駅となる南千住駅を担当しました。新しい駅をゼロから作るところから始めるので、思い入れもひとしおでした。他には東京メトロ副都心線の池袋駅と、複合路線のターミナルである表参道駅では、都心の主要駅の大規模リニューアル工事であったことはもちろんですが、新たな地下商業施設である「エチカ」の開業にも携われたので本当に思い出深い現場です。

中央電設に入社して良かったと思うことは?

人数の少ない会社だからこそ、ワンチーム感覚で始めから完成まで一貫した仕事ができること。もちろん色々と大変なこともありますが、仕事ひとつひとつに達成感を感じることができ本当にうれしいです。

今後のビジョンを聞かせてください。

決して楽な仕事とは言えませんが本当に達成感の強いやりがいのある仕事なので、新しい人がどんどん育ってもらえればと願っています。もちろん、社内教育や外部研修などもありますが、実際の現場でなければ伝えたり、教えたりできないこともたくさんあります。自分が会社に入ったころは、「見て覚えろ」という、昔ながらの職人気質の時代でしたが、今は違います。ひとつひとつ丁寧かつ親身に若手の人達に伝えていくことが大切なのです。私は、それを着実に実践して、一人でも多くの「会社戦力となるスタッフ」を育てていきたいと考えています。